ハムスターを飼っていると、「おやつをあげたいけど何をあげればいいの?」「どのくらいの頻度であげていいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。小さな体のハムスターだからこそ、おやつ選びには気をつけたいところです。
この記事では、ハムスターに安心してあげられるおやつの種類から、適切な頻度や量、注意すべきポイントまで詳しくお伝えします。おやつの時間を通じて、ハムスターとの距離をぐっと縮めていきましょう。

ハムスターを飼っていると、「おやつをあげたいけど何をあげればいいの?」「どのくらいの頻度であげていいの?」と悩む方は多いのではないでしょうか。小さな体のハムスターだからこそ、おやつ選びには気をつけたいところです。
この記事では、ハムスターに安心してあげられるおやつの種類から、適切な頻度や量、注意すべきポイントまで詳しくお伝えします。おやつの時間を通じて、ハムスターとの距離をぐっと縮めていきましょう。


結論から言うと、ハムスターにおやつをあげること自体はまったく問題ありません。むしろ、おやつはハムスターの生活に彩りを与え、飼い主さんとのコミュニケーションツールとしても役立ちます。
ただし、ハムスターの主食はあくまでもペレット(総合栄養食)です。おやつはその名の通り「補助的な食べ物」という位置づけで考えてください。人間でいうところのお菓子やデザートのようなものですね。栄養バランスの取れたペレットをしっかり食べた上で、おやつを楽しむというのが理想的な食生活になります。
おやつをあげることで得られるメリットとしては、まず食事のバリエーションが増えてハムスターが飽きにくくなるという点があります。毎日同じペレットだけでは、食欲が落ちてしまうこともあるからです。また、手からおやつを受け取る経験を重ねることで、飼い主さんへの警戒心が薄れ、なつきやすくなるという効果も期待できます。

ハムスターにあげられるおやつは意外とたくさんあります。ここでは、野菜・果物・種子類・市販品の4つのカテゴリーに分けて、それぞれのおすすめをご紹介します。
野菜はハムスターにとってビタミンやミネラルを補給できるヘルシーなおやつです。水分も含まれているので、暑い時期の水分補給にも一役買ってくれます。
キャベツはハムスターが好む野菜の代表格で、シャキシャキとした食感を楽しみながら食べてくれます。小さくちぎってあげると、両手で持って一生懸命かじる姿が見られるでしょう。ブロッコリーも人気が高く、茎の部分も葉の部分も喜んで食べる子が多いです。茹でずに生のままあげても問題ありません。
にんじんは甘みがあるのでハムスターの食いつきがよく、β-カロテンも豊富です。薄くスライスするか、小さなスティック状にカットしてあげると食べやすくなります。かぼちゃも同様に甘みがあって好まれやすい野菜で、生でも加熱してもどちらでも大丈夫です。
きゅうりは水分量が多いため、あげすぎるとお腹を壊す原因になることがあります。夏場に少量あげる程度にとどめておくのがよいでしょう。小松菜やチンゲン菜などの葉物野菜もカルシウムが摂れるのでおすすめですが、同じ野菜ばかりに偏らないよう、いろいろな種類をローテーションであげるのがベターです。水気をよく切ってからあげるようにしてください。



果物は糖分が多いため野菜よりも嗜好性が高く、ハムスターにとっては特別なごほうびおやつという位置づけになります。あげすぎには注意が必要ですが、たまのお楽しみとして取り入れてみてください。
りんごはハムスターに人気の果物で、シャリシャリと音を立てながら美味しそうに食べてくれます。ただし、りんごの種には有害な成分が含まれているため、必ず取り除いてからあげるようにしましょう。皮は農薬が気になる場合は剥いてあげた方が安心です。
バナナは栄養価が高く、柔らかいので食べやすいおやつです。ただし糖分とカロリーが高めなので、本当に少量をたまにあげる程度にしてください。5mm角くらいの大きさで十分です。いちごも甘酸っぱい香りに惹かれるのか、好むハムスターが多い果物です。ヘタを取って、小さくカットしてあげましょう。
ブルーベリーは抗酸化作用があるとされるアントシアニンが含まれており、そのままの大きさでコロコロと転がしながら食べる姿がかわいらしいです。
なお、ぶどうはハムスターには与えないでください。げっ歯類にとって有害となる可能性が指摘されており、安全のために避けるのが賢明です。


ひまわりの種はハムスターの大好物として有名で、殻を器用に剥いて中身を食べる姿は見ていて飽きません。ただし、ひまわりの種は脂肪分がとても高いため、あげすぎると肥満の原因になります。「ハムスター=ひまわりの種」というイメージがあるかもしれませんが、実は毎日たくさんあげてよいものではないのです。高脂肪なので、頻度も量も控えめを心がけてください。
かぼちゃの種も同様に脂肪分が高めですが、ひまわりの種よりは控えめです。乾燥させたものを市販で購入することもできます。栄養価が高く、ハムスターの被毛の健康維持にも役立つと言われています。
麻の実やえん麦(オーツ麦)は比較的ヘルシーな種子類で、日常的なおやつとして取り入れやすいでしょう。ペットショップやホームセンターで手軽に購入できます。ピーナッツやくるみなどのナッツ類もあげられますが、塩味がついていない無添加のものを選んでください。人間用のおつまみナッツは塩分が含まれているのでNGです。また、ナッツ類は頬袋に詰め込んで巣箱に持ち帰ることが多いので、傷む前に回収するよう気をつけましょう。
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ペットショップやホームセンターに行くと、ハムスター専用のおやつがたくさん並んでいます。市販のおやつはハムスター向けに作られているため、量さえ守れば安心してあげられるのがメリットです。
ドライフルーツタイプのおやつは、生の果物よりも保存がきき、糖分も調整されているものが多いです。りんごやパパイヤ、マンゴーなどがチップ状になった商品が人気で、パリパリとした食感をハムスターが楽しんでくれます。
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乾燥野菜のおやつも便利で、キャベツやにんじん、かぼちゃなどがフリーズドライや乾燥加工されています。生野菜のように傷む心配がないので、長期間保存できるのがうれしいポイントです。
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小動物用のボーロやビスケットタイプのおやつもあります。これらはハムスターが両手で持てるサイズに作られていることが多く、もぐもぐと食べる様子がたまらなくかわいいです。ただし、こうした加工おやつは添加物が含まれている場合もあるので、原材料をチェックしてからあげるようにしましょう。
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おやつはあくまでも「おまけ」なので、あげすぎには注意が必要です。では、具体的にどのくらいの頻度と量が適切なのでしょうか。
おやつ(野菜・果物などの副食)は、主食のペレットを邪魔しない範囲で少量にするのが基本です。目安としては、野菜・果物・ハーブなどを合わせて1日あたりティースプーン1〜2杯程度と考えてください。特に果物は糖分が多いので、週に数回・ごく少量にとどめておくのが安心です。
ハムスターは体がとても小さいので、私たちが思っている以上に少量で十分なのです。ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターでは体格に2〜3倍の差があるため、小さな品種ほど量を控えめに調整してあげてください。おやつは食事全体のうちの一部(目安として10%以内)に収まるよう意識するとよいでしょう。
おやつをあげるタイミングとしては、ハムスターが活発に動き始める夕方から夜にかけてがおすすめです。ハムスターは夜行性なので、この時間帯が一番元気で食欲も旺盛です。朝や昼間はぐっすり眠っていることが多いので、無理に起こしてまであげる必要はありません。
ケージの掃除をした後や、ハムスターを手に乗せるトレーニングをする際におやつをあげると、「いいことがあった」という記憶と結びついて、飼い主さんへの信頼感が高まりやすくなります。

ハムスターにおやつをあげる際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特に、与えてはいけない食べ物については必ず把握しておいてください。
ハムスターには絶対にあげてはいけない食べ物がいくつか存在します。これらは中毒症状を引き起こしたり、最悪の場合は命に関わることもあるので、十分に気をつけてください。
まず、玉ねぎやネギ、にんにく、ニラなどのネギ類は厳禁です。これらに含まれる成分がハムスターの赤血球を破壊し、貧血を引き起こす可能性があります。少量でも危険なので、絶対に与えないでください。
チョコレートやカフェインを含む食品もNGです。チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は、ハムスターの体では分解できず、中毒症状を起こします。コーヒーや紅茶なども同様に避けてください。
アボカドは、げっ歯類が影響を受けやすいとされる成分が含まれています。動物種によって感受性に差があるため、安全側に倒してハムスターには与えないのが無難です。
じゃがいもの芽や緑色に変色した部分にはソラニンという毒素が含まれているため、避けてください。じゃがいも自体は加熱すればあげられますが、あえてリスクのある食材を選ぶ必要もないでしょう。
柑橘類(みかん、オレンジ、レモンなど)は酸味が強く、ハムスターの消化器官に負担をかけることがあります。与えても直ちに命に関わるわけではありませんが、積極的にあげる理由もありません。
また、先ほども触れましたが、ぶどうもハムスターには避けるべき食べ物です。げっ歯類に有害となる可能性が報告されているため、与えないようにしてください。
新しいおやつをあげるときは、最初はごく少量から試すようにしてください。人間と同じように、ハムスターにも個体差があり、特定の食べ物に対してアレルギーのような反応を示す子もいます。
初めてあげるおやつは、まず小さなひとかけら程度にとどめておき、その後24時間ほど様子を観察しましょう。下痢をしていないか、元気がなくなっていないか、食欲に変化はないかなどをチェックします。問題がなければ、次回から少しずつ量を増やしていって大丈夫です。
また、おやつをあげた後にハムスターが頬袋に溜め込んで巣箱に持ち帰ることがあります。これ自体は自然な行動ですが、生の野菜や果物を溜め込んだまま放置すると腐ってしまうことがあります。定期的にケージ内をチェックして、古くなった食べ物は取り除くようにしましょう。


おやつの時間は、単に食べ物を与えるだけでなく、ハムスターとの絆を深める絶好の機会です。特にお迎えしたばかりで警戒心の強いハムスターには、おやつを使った距離の縮め方が効果的です。
最初のうちは、ケージ越しにおやつを差し出すところから始めてみてください。ハムスターが恐る恐る近づいてきて、おやつを受け取ってくれたら大成功です。このとき、急に動いたり大きな声を出したりすると驚かせてしまうので、ゆっくりと静かに待ちましょう。
何度か繰り返すうちに、飼い主さんの手は「美味しいものをくれる存在」と認識されるようになります。慣れてきたら、手のひらにおやつを乗せて、ハムスターが自分から手に乗ってくるのを待ってみるのもよいでしょう。焦らずに、ハムスターのペースに合わせてあげることが大切です。
ハムスターがおやつを食べているときの表情や仕草を観察するのも、飼い主としての楽しみのひとつです。両手で上手に持ってかじる様子や、頬袋にどんどん詰め込んでいく様子は、何度見ても微笑ましいものです。おやつの好みも個体によって違うので、いろいろな種類を試して、あなたのハムスターのお気に入りを見つけてあげてください。
ハムスターのおやつは、野菜・果物・種子類・市販品など選択肢が豊富にあります。主食であるペレットの補助として、適切な量と頻度を守りながらあげることで、ハムスターの生活をより豊かにしてあげられます。
おやつを選ぶ際は、ハムスターに安全な食材かどうかを必ず確認してください。玉ねぎやチョコレート、アボカド、ぶどうなどは避け、新しいおやつを試すときは少量からスタートすることを心がけましょう。
量の目安は1日ティースプーン1〜2杯程度で、果物は糖分が多いため週に数回・ごく少量に抑えるのがポイントです。ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターでは体格差があるので、小さな品種ほど控えめに調整してください。
おやつはハムスターとのコミュニケーションを深めるツールとしても活躍します。手からおやつを受け取る経験を積み重ねることで、飼い主さんへの信頼感が少しずつ育まれていきます。ぜひ、おやつの時間を通じて、あなたのハムスターとの絆を深めていってください。



