コラムMinima、新サービス「ミニケア」開発へ。小動物と飼い主のための“命を守る情報プラットフォーム”を目指して
小動物メディアMinimaは現在、エキゾチックアニマルの動物病院口コミアプリ「ミニケア」を開発しています。
モルモットやハムスター、うさぎ、チンチラ、デグー、さらには爬虫類や珍しい小動物たち。多様なペットと暮らす飼い主が増える一方で、小動物の医療体制は犬や猫ほど整備されていないのが現状です。多くの飼い主が「うちの子を安心して診てもらえる病院が見つからない」という不安を抱えています。
Minimaは、そうしたエキゾチックアニマルと暮らす飼い主の方々の声に応えるために、新しい仕組み作りに挑戦します。
開発の進捗や最新情報は、ミニケア公式Xアカウント(@minicare_app)にて随時お知らせしてまいります。
開発の背景
私たちMinimaが全国137名の小動物飼い主さんに行った実態調査では、84.7%の方が「動物病院受診で困った経験がある」と回答しました。「夜間や休日に診てもらえる病院がない」「本当にエキゾチックアニマルを診られるのか分からず不安」「引っ越した先で信頼できる病院が見つからない」――寄せられた声は切実です。
犬や猫であれば近所に頼れる動物病院が見つかりますが、エキゾチックアニマルではそうはいきません。診療対象に「エキゾチック」と書かれていても、実際にどの動物種をどの程度診られるのかは不透明。口コミ情報も少なく、セカンドオピニオンや夜間対応といった"いざというとき"に必要な情報にアクセスできないのが現状です。
こうした課題を受け、私たちは小動物専用の医療情報共有アプリ「ミニケア」の開発を決めました。
小動物・エキゾチックアニマルの動物病院受診実態調査:飼い主の84.7%が「困った経験あり」、専門医療体制の地域格差が浮き彫りに
ミニケアが目指すもの
「ミニケア」は、ただの口コミアプリではありません。小動物と飼い主の暮らしを支える"命を守る情報プラットフォーム"です。
- 飼い主同士が、実際の診療経験や病院の情報を共有できること
- 診療可能な動物種や夜間・休日対応の有無など、緊急時に役立つ情報が整理されていること
- 獣医師の専門性や病院ごとの強みが透明化され、安心して受診できること
こうした仕組みを整えることで、全国規模の“小動物対応病院データベース”を構築し、飼い主と獣医師の双方を支える存在を目指しています。
ミニケアは今後、日々の健康管理記録機能や獣医師による専門情報の発信、動物病院とのデータ連携など、さらに幅広い機能を実装していく予定です。
2025年11月にはクラウドファンディングも予定しており、皆さまからの応援とご意見をいただきながら、より安心してご利用いただけるアプリへと進化させてまいります。
Minimaの想い
「小さな家族に、最良のケアを。」
この合言葉のもと、「ミニケア」は生まれました。
小動物と暮らすすべての飼い主さんが、困ったときに必ず頼れる情報源になるように。そして、小さな命がもっと安心して暮らせる社会になるように。
Minimaは、皆さまと一緒にこのプロジェクトを育てていきます。アプリのリリースや今後の展開については、公式Xアカウント(@minicare_app)にて随時お知らせしてまいりますので、ぜひご注目ください。
記事の執筆者
- Minima編集部
小動物のかわいさと、ペットとしてお迎えするときに知っておきたい情報を、Minima編集部がお届け。
おうちでの豊かでしあわせな暮らしをサポートします。
なお編集部のペットはクレステッドモルモット。実体験に基づいた、確かな情報をお伝えしていきます。
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