秋の味覚の代表格であるさつまいも。実はモルモットのおやつとしても優秀な食材です。栄養たっぷりで、モルモットも喜んで食べてくれる野菜ですが、与え方には少しコツがいります。
この記事では、さつまいもを安全に与えるためのポイントを詳しく解説します。
秋の味覚の代表格であるさつまいも。実はモルモットのおやつとしても優秀な食材です。栄養たっぷりで、モルモットも喜んで食べてくれる野菜ですが、与え方には少しコツがいります。
この記事では、さつまいもを安全に与えるためのポイントを詳しく解説します。
モルモットにさつまいもを与えることは、むしろ健康面でプラスになります。ビタミンCが豊富で、モルモットの体に欠かせない栄養素を補給できます。
モルモットは人間と同様に体内でビタミンCを生成できないため、食事からの摂取が必要不可欠なのです。さらに、食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えるのにも効果的です。
ただし、与え方を間違えると体調を崩す原因にもなるので、以下のポイントをしっかり押さえておく必要があります。特に初めて与える時は少量から始めることをお勧めします。
モルモットにあげるべき餌については、以下の記事にまとめています。
生のさつまいもには消化を妨げる物質が含まれているため、必ず加熱調理してから与えましょう。調理方法は、電子レンジや蒸し器でふかすのが最適です。生のさつまいものデンプンは消化されにくく、おなかを壊す原因になります。
一口大にカットして、さつまいもの皮を取りましょう。竹串がスッと通るまで加熱し、常温に戻してから与えるようにしましょう。熱すぎるとモルモットがやけどをする可能性があるので、必ず冷ましてからにしてください。
量は1日あたり親指大程度を目安にします。これはモルモットの体重や年齢によって若干の調整が必要です。おやつなので、主食のチモシーなどの牧草を減らさない程度の量に抑えることが大切です。
与える頻度は週2-3回程度が適量です。毎日与えすぎると、肥満の原因になったり、栄養バランスが偏ったりする可能性があります。さらに、消化器系への負担も大きくなり、チモシーを食べなくなることもあります。
加熱したさつまいもは、密閉容器に入れて冷蔵庫で3日程度保存できます。保存する際は完全に冷ましてから容器に入れましょう。与える前にはカビや変色、匂いをしっかりチェックすることが大切です。
少しでも怪しいと感じたら、与えるのは控えめにしましょう。
さつまいもは栄養価が高い野菜ですが、これだけでは栄養が偏ってしまいます。パプリカやにんじん、きゅうり、ピーマンなど、他の野菜と組み合わせることで、より豊かな栄養を摂取できます。
ビタミンCやβカロテンなど、それぞれの野菜が持つ栄養素を意識して与えると良いでしょう。
ただし、新鮮なチモシーを主食とすることは絶対に忘れないでください。野菜はあくまでおやつという位置づけです。
さつまいもは、正しい与え方さえ守れば、モルモットの健康に良い食材です。旬の時期に、栄養たっぷりのさつまいもを、モルモットのおやつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
これから寒くなる季節、さつまいもの甘みと栄養で、大切なモルモットの健康をサポートしてあげましょう。
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