冬の定番フルーツ、みかん。甘くて美味しいみかんは、実はモルモットのおやつとしても優秀です。ビタミンCが豊富で、寒い季節の健康管理にぴったり。
この記事では、モルモットにみかんを与える際の具体的な方法や注意点を詳しく解説していきます。
冬の定番フルーツ、みかん。甘くて美味しいみかんは、実はモルモットのおやつとしても優秀です。ビタミンCが豊富で、寒い季節の健康管理にぴったり。
この記事では、モルモットにみかんを与える際の具体的な方法や注意点を詳しく解説していきます。
結論からお伝えすると、みかんはモルモットに与えても問題ありません。むしろ、ビタミンCが豊富な果物として、おすすめのおやつの一つです。1日の適量はみかんの房1-2個分程度。あげる場合は、週に2-3回を目安に与えましょう。
ただし、与える際には必ずいくつかのルールがあります。これから詳しく説明していく内容をしっかり押さえておけば、安心してみかんを与えることができますよ。
まず大切なのが、みかんの下準備です。モルモットに与える際は、以下の手順で準備しましょう。
みかんは必ず皮を剥いて与えます。皮には精油が含まれているため、モルモットの消化に良くありません。また、農薬が残留している可能性もあるので要注意です。
実の部分も、そのまま丸ごとではなく、一口サイズにカットしましょう。種は必ず取り除いてください。白い筋は食べても大丈夫ですが、気になるものは取り除いてください。
あげるときは、新鮮なみかんを室温に戻してから与えるのがベスト。冷たすぎるみかんは、モルモットのお腹を冷やしてしまう可能性があります。
みかんには、モルモットの健康維持に役立つ栄養素がたくさん含まれています。
モルモットはビタミンCを体内で作ることができない動物です。そのため、日々の食事でビタミンCを補給する必要があります。みかんは天然のビタミンC補給源として最適な果物の一つ。
また、みかんに含まれる水分は、モルモットの水分補給としても役立ちます。特に、野菜や乾燥フードが中心の食事の場合、水分補給源として果物を取り入れるのは良い選択です。
みかんを与える際は、以下の点に気をつけましょう。
初めてみかんを与える場合は、ほんの少量から始めることをおすすめします。アレルギー反応や、お腹の調子を崩していないかどうかを確認しながら、徐々に量を増やしていきましょう。
下痢や食欲不振が見られる場合は、すぐにみかんを与えるのを中止してください。症状が改善しない場合は、獣医さんに相談することをおすすめします。
みかんには果糖が含まれているため、与えすぎはモルモットの健康に影響を及ぼす可能性があります。
モルモットの消化システムは繊維質の消化に適応していて、甘い果物の消化には向いていません。みかんを食べすぎると、腸内細菌のバランスが崩れ、下痢や軟便の原因となることも。
果糖は高カロリー。与えすぎが続くと、モルモットの体重増加につながります。肥満は関節への負担や、心臓病などの深刻な健康問題を引き起こす可能性も。
みかんを与えすぎると、主食である牧草を食べなくなることも。牧草は歯の健康や消化に欠かせない食べ物なので、おやつのみかんで満腹になってしまうのは避けたいところです。
これらの理由から、みかん1-2房程度を週2-3回という目安を守ることが、モルモットの健康維持には大切なんです。
モルモットにとって本当に必要な餌については以下の記事にまとめました。読んでみてくださいね。
みかんは、正しい与え方を守れば、モルモットにとって栄養価の高い、美味しいおやつになります。特に冬場は、ビタミンC補給源として積極的に取り入れたい果物の一つです。
ただし、あくまでもおやつの一つとして考え、与えすぎには注意が必要です。牧草をメインとした普段の食事をしっかり与えた上で、おやつとして適量を与えることを心がけましょう。
小さな変化にも気づけるよう、日頃からモルモットの様子をよく観察することが、安全にみかんを与えるポイントです。これさえ守れば、モルモットと一緒にみかんの季節を楽しむことができますよ。
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