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小動物の暑さ対策、どうしてますか?2024年の猛暑後のアンケート結果
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小動物の暑さ対策、どうしてますか?2024年の猛暑後のアンケート結果

小動物を飼われている皆さんは、暑さ対策はどうしていますか? 7〜9月の猛暑日以外でも、日当たりが良すぎる部屋で飼育していると、気づいたら蒸し風呂みたいになっている、なんてこともありますよね。

アイペット損害保険株式会社が、ペットの暑さ対策をしている犬・猫・エキゾチックアニマル(小動物)飼育者各500名(合計1,500名)に対して調査を実施したそうです。ここでは、うさぎ・鳥・ハムスターなどに代表されるエキゾチックアニマル(小動物)の調査結果を紹介します。

なお、調査対象としたエキゾチックアニマルは、うさぎ、鳥、フェレット、ハムスター、デグー、チンチラ、モルモット、ハリネズミ、モモンガ、リス、プレーリードッグです。

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調査結果のまとめ

  • 暑い時期に小動物の体調に変化を感じた飼育者は全体で40.4%、最多の「うさぎ」では60.6%に
  • 自宅の暑さ対策は「室温調整」「日が当たる場所に長くいさせない」ことを意識!
  •  「ハムスター」の4割は体を冷やすグッズを使用、鳥は「水浴び」も人気
  • 2024年の猛暑で小動物との過ごし方や関係に変化があった飼育者は73.0%に

暑い時期に小動物の体調に変化を感じた飼育者の割合

「暑い時期に小動物の体調に変化を感じたことがあるか」という質問には、40.4%の飼い主の方が「はい」と答えたそうです。

暑い時期に小動物の体調に変化を感じた飼い主のグラフ
暑い時期に小動物の体調の変化を感じた飼い主の割合(小動物ごと)のグラフ

小動物の種別では「うさぎ」が最も高く、60.6%の飼育者の方が体調の変化を感じたと回答したそうです。

小動物の多くは室内で適切な飼育環境のもと過ごしていますが、それでも温度変化に弱い動物にとって、暑さによる負担は大きいのでしょうね。

小動物が熱中症だと診断されたことがある人の割合

実際に「熱中症」や「暑さによる不調」だと診断されたことがあるかの調査では、6.0%の飼い主が「小動物が熱中症と診断されたことがある」と回答。さらに、9.2%の飼い主が「小動物が暑さによる不調だと診断されたことがある」と回答したそうです。

この調査は、小動物の暑さ対策を行っている飼い主を対象に行っていますが、それでも10匹に1匹ほどの小動物が暑さによる不調を経験していたことが明らかに。また、鳥は相対的にみて不調の割合が低いことも明らかになりました。

小動物が暑さによる不調だと診断されたことがある飼い主の割合グラフ

自宅の暑さ対策で意識すべきことは?

「うさぎ」「ハムスター」では小動物の体を冷やすグッズの使用率も高く、鳥は「水浴び」も人気でした。

自宅で行っている小動物に対する猛暑対策では、1位は「小動物がいる部屋の室温を調整する」で、82.2%の飼い主が実施していたとのこと。続いて上位にきたのは「日が当たる場所に長くいさせない」(32.0%)でした。

小動物はケージなどで過ごしていることが多いですよね。なので、広範囲を自身で移動することが少ないこともあり、日差しの入り方を見ながら飼い主が場所を移動するなどの心配りをしているのでしょう。

小動物に対して自宅で行なっている猛暑対策の割合グラフ

さらに種別で確認すると、「うさぎ」「ハムスター」はクールマットなどの小動物の体を冷やすグッズの使用率も高かったようです。特に「ハムスター」では約41%の方が活用しているとのこと。「鳥」の猛暑対策としてイメージしやすい「水浴び」を取り入れている方は約35%のようです。

自宅で行なっている小動物に対する猛暑対策の割合グラフ

なお、小動物のいる部屋の室温は28度以下に設定されている方が過半数となりました。ですが、小動物の種別ごとに確認すると、「うさぎ」では24度以下としている方も5人に1人いるようです。人間にとっては寒さを感じかねない温度設定ですが、ペットのために低い温度を保つ「ペットファースト」な対応が感じられる結果ですね。

暑い時期に、小動物のいる部屋の空調の設定温度を何度にしているかの割合グラフ

2024年の猛暑で小動物との過ごし方や関係に変化は?

また、暑さが影響を与えるのは小動物の健康面だけではないようです。

「2024年の猛暑によって小動物との過ごし方や、小動物との関係に変化があったか」という項目では、「とてもある」が24.5%、「ややある」が48.5%となり、変化を感じている飼い主は合わせて73.0%だったそうです。

2024年の猛暑によって小動物との過ごし方に変化があった飼い主の割合グラフ

実際にどのような変化を感じたかについては、「小動物と一緒に自宅で過ごす時間が増えた」が67.1%でトップです。

猛暑で、小動物との暮らしに起きた変化の具体例グラフ

人間にとっても厳しい暑さだったことで、人間の外出が減っていることが背景にあるのかもしれませんね。

「うさぎ」「鳥」では約3割の飼い主が「小動物と一緒に過ごす時間が増えて仲が深まった」とも回答、「ハムスター」では5人に1人が「小動物の新たな表情やしぐさに気づいた」とも回答しています。

自宅でペットと過ごす時間を、ペットの新たな一面を発見する機会や、絆を深める機会としている飼い主も多かったみたいですね。

小動物ごとの関係性変化のグラフ

暑い時期に小動物の体調不良を感じた場合、81.8%が「動物病院に連れていく」と回答

続いて、暑い時期に小動物の不調を感じた場合、動物病院に連れていくかについてのアンケート。すると、28.0%の方が「すぐに連れていく」、53.8%の方が「様子を見て治らなければ連れていく」と答え、合わせると81.8%の方が動物病院に連れていくと回答したとのことです。

暑い時期に小動物の不調を感じたら動物病院に連れて行くかのアンケート

暑さはもちろん、気温の変動は人間も小動物も身体への負荷が大きく、体調を崩しやすいものですよね。年中通して、ペットの呼吸や体温といった体調変化に目を配り、引き続き大切なペットの体調管理に気をつけていきましょうね。

【調査概要】 

  • 調査対象:犬・猫・エキゾチックアニマル(小動物)の飼育者各500名(合計1,500名)
  • 調査期間:2024年9月17日~9月18日  
  • 調査方法:インターネットによるアンケートを実施

アイペット損害保険株式会社

ipetアイペット損保のロゴ

■会社概要
商号:アイペット損害保険株式会社
代表者:代表取締役 執行役員社長 安田敦子
所在地:〒135-0061 東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント
設立:2004年5月
事業内容:損害保険業
資本金:4,619百万円(2024年3月31日現在)
URL:https://www.ipet-ins.com

記事の執筆者

Minima編集部

小動物のかわいさと、ペットとしてお迎えするときに知っておきたい情報を、Minima編集部がお届け。

おうちでの豊かでしあわせな暮らしをサポートします。

なお編集部のペットはクレステッドモルモット。実体験に基づいた、確かな情報をお伝えしていきます。

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