東武動物公園(埼玉県宮代町)で、2026年4月30日(木)早朝、ジェフロイクモザルの赤ちゃん1頭が誕生した。同園での出産は約5年ぶりとなる。
母子ともに健康状態は良好で、夜間も群れの中で落ち着いて過ごしているという。
5月1日(金)より「モンキーワールド」のジェフロイクモザル展示場で公開されている。
お母さんは28歳の「ウエノ」、高齢出産を乗り越えて
赤ちゃんを産んだのは、28歳のメス「ウエノ」。ジェフロイクモザルとしては高齢にあたるため、妊娠が分かった当初は、飼育担当者も母子ともに無事に出産を迎えられるか不安を感じていたという。
そんな心配をかき消すように、4月30日の朝、元気な赤ちゃんが誕生。現在はお母さんにしっかりと抱きついておっぱいを飲み、ウエノもこまめに毛づくろいをして我が子のお世話をしている、微笑ましい光景が見られているそうだ。
なお、現時点で赤ちゃんの性別は不明。父親もはっきりとは特定されていない。
2026年5月1日から公開中
- 公開開始日:2026年5月1日(金)より公開中
- 展示場所:モンキーワールド ジェフロイクモザル展示場
生まれたばかりの赤ちゃんがお母さんにぴったりとくっついて離れない、ジェフロイクモザルならではの愛らしい姿を見られる貴重な機会となりそうだ。
ただし、赤ちゃんの体調や天候により、公開内容が変更または中止となる場合がある。来園を予定している場合は、事前に公式サイトなどで最新情報を確認しておきたい。
ジェフロイクモザルってどんな動物?
ジェフロイクモザル(Ateles geoffroyi)は、中央アメリカの森林に生息するオマキザルの仲間。樹上で生活する霊長類で、独特な体のつくりが特徴だ。
最も目を引くのが、親指を持たない手と、先端に毛のない尾。4本の指をフックのように使って枝を掴み、毛のない尾の先で第5の手のように枝をつかむことで、樹上を自在に移動する。さらに尾だけで全体重を支えてぶら下がることもでき、まさに森の天井を住処とする生き物だ。
しかし、その姿は今、急速に森から失われつつある。森林伐採による生息地の分断などによって、多くの地域で個体数を大きく減らしており、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定されている。絶滅のおそれが非常に高い動物のひとつ。
施設情報
東武動物公園
- 所在地:〒345-0831 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
- 公式サイト:https://www.tobuzoo.com



















