伊豆シャボテン動物公園が運営する屋内型ふれあい動物園「アニタッチ MARK IS 静岡」で、8月24日にビントロングの父「ふじ」と母「さつき」の間に赤ちゃん2頭(オス「やまと」、メス「このは」)が誕生しました。

伊豆シャボテン動物公園が運営する屋内型ふれあい動物園「アニタッチ MARK IS 静岡」で、8月24日にビントロングの父「ふじ」と母「さつき」の間に赤ちゃん2頭(オス「やまと」、メス「このは」)が誕生しました。
母親は出産経験がありますが、過去に授乳不全によりうまく育児ができなかったこともあり飼育員が様子を見ていたところ、今回も同様の状況が見られたため、赤ちゃんが衰弱する前に保護することになりました。以降、飼育担当者が親代わりとなり人工哺育を開始、誕生時300gほどだった赤ちゃんたちの体重も今では2頭とも1000gを超え、順調に成長しています。
現在、赤ちゃんたちはバックヤードで過ごしていますが、体調をみながら展示場に慣れる練習を開始しており、両親との顔合わせも徐々に進められています。タイミングが良ければ赤ちゃんたちの愛らしい姿をご覧いただけるようになります。
※動物の体調により、ご覧いただけない場合があります。
外見からクマネコとも呼ばれるビントロングは、長い尻尾をうまく使って密林や深い森林地帯などの樹上で生活しています。ジャコウネコ科のほかの動物たちと同じく、尾の付け根に強力な臭腺を持っており、これを使って自分のなわばりにフェロモンを振りまきます。ほかの哺乳類とは異なり、ビントロングの分泌物はバターをまぶしたできたてのポップコーンのようなにおいがします。食性は雑食性で、小型の哺乳類から、鳥、魚、ミミズ、昆虫、植物の芽、葉、果実まで何でも食べます。
多種の動物たちが共存する魅力ある空間で、動物の生態を学びながらおやつをあげたりふれあいをしたりと、ほかではできない貴重な体験ができます。
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