モルモットは甘いりんごが大好き! 求めてくる姿につい「おやつにあげたいな」と思ってしまいますよね。でも、種や与える量を間違えると、大切な家族であるモルモットの命に関わる事態になりかねません。
この記事では安全なりんごの与え方を紹介します。
モルモットは甘いりんごが大好き! 求めてくる姿につい「おやつにあげたいな」と思ってしまいますよね。でも、種や与える量を間違えると、大切な家族であるモルモットの命に関わる事態になりかねません。
この記事では安全なりんごの与え方を紹介します。
結論からお伝えすると、モルモットにりんごをあげることは問題ありません。ただし、種や芯を取り除いた実の部分だけを小さじ1杯程度に抑えましょう。週2-3回程度の頻度がちょうどよく、この量であれば喜んで食べてくれるはずです。
実は、モルモットの多くはりんごの甘い香りと味わいが大好き。飼育経験者の間でも「うちの子、りんご大好きなんです!」という声をよく耳にします。
りんごに含まれるビタミンCは、モルモットの健康維持に欠かせない栄養素です。というのも、モルモットは人間と同じように体内でビタミンCを作れない動物なんです。ただし、これはあくまでおやつ。
主食はチモシーやペレットを基本にする必要があります。モルモットに必要な餌については以下の記事にまとめています。
ここで特に注意したいのが、りんごの部位による違い。実の部分は安全ですが、種には青酸配糖体という有毒な成分が含まれています。芯の部分も硬くて消化に負担がかかるので避けましょう。葉や枝も与えるのは控えめにしましょう。
では「どのくらいあげればいいの?」というのが、多くの飼い主さんが気になるポイントです。モルモットの体調や年齢によって適量は変わってきますが、目安として小さじ1杯程度。これ以上与えすぎると、お腹を壊す原因になってしまいます。
与える時期も大切なポイント。赤ちゃんモルモットには生後6ヶ月を過ぎてから与え始めるのがいいでしょう。それまでは、主食で大切な腸内環境を整えることに集中してください。
カットするときのコツをお伝えします。1cm角くらいの大きさが食べやすく、これより大きいとのどに詰まる心配があります。小さすぎると量の管理が難しくなってしまうので注意してください。
皮は栄養があるので、むく必要はありません。ただし、農薬対策として、必ずよく水で洗い流してあげましょう。新鮮なりんごを室温で与えるのが理想的です。冷たいりんごは、お腹を冷やしてしまう可能性があります。
一度に与えすぎないよう気をつけましょう。小さじ1杯を目安に、新鮮なりんごだけを使うようにします。傷んだりんごは絶対に与えてはいけません。
また、ほかのおやつと合わせて1日の量を考えましょう。食べ残しはすぐに片付けて、腐敗を防ぎます。急な食事の変化はモルモットの体調を崩す原因になるので、少しずつ様子を見ながら与えていくのがコツです。
下痢や軟便が見られたら、すぐにりんごの提供を中止しましょう。食欲不振になったり、普段と様子が違ったりする場合も要注意です。特に元気がなかったり、体を丸めていたりする様子が見られたら、りんごが合っていない可能性があります。
こういった症状が24時間以上続く場合は、すぐに獣医さんに相談することをおすすめします。早めの対応が、モルモットの健康を守る鍵となります。
りんごは確かにモルモットにとって良いおやつになります。しかし、与えすぎは禁物です。種と芯は必ず取り除き、小さじ1杯程度を週2-3回与えるのが理想的。
おやつを通じて、モルモットとのコミュニケーションを深めていってください。
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