株式会社Looopは2026年8月13日、全国の室内でペットを飼育する20〜60代の男女1,048名を対象に実施した「ペットの暑さ対策」に関する調査結果を公表しました。ペット部屋でエアコンを24時間稼働させる家庭が43.3%に達し、人間だけの部屋(17.6%)の約2.5倍となる「家庭内エアコン格差」の実態が示されています。

株式会社Looopは2026年8月13日、全国の室内でペットを飼育する20〜60代の男女1,048名を対象に実施した「ペットの暑さ対策」に関する調査結果を公表しました。ペット部屋でエアコンを24時間稼働させる家庭が43.3%に達し、人間だけの部屋(17.6%)の約2.5倍となる「家庭内エアコン格差」の実態が示されています。


同社は「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げており、猛暑と電気代高騰がペットを飼育する家庭に与える影響を明らかにする目的で本調査を実施したとしています。調査結果からは、飼い主の約6割が「人間の冷房は我慢してもペットの冷房を最優先する」という意識を持つ一方、7割超が夏の電気代高騰に家計の重圧を感じており、ペットの命を守ることと家計負担の間で葛藤する「飼い主のエネルギー・ジレンマ」の実態が浮き彫りになったと同社は説明しています。
夏場のエアコンの1日あたりの稼働時間を調査したところ、ペットがいる部屋では「24時間フル稼働(つけっぱなし)」が43.3%と最多でした。一方、ペットがいない人間だけの部屋での24時間稼働は17.6%にとどまり、ペット部屋と人間部屋で約2.5倍の差が生じています。

自宅に人間が誰もいない留守中の対応についても、「留守中も常にエアコンをつけっぱなしにしている」が63.2%に上りました。人間が不在であっても体温調節が難しいペットの命を守るため、空調を連続稼働させている実態がうかがえます。

「人間のためのエアコンは電気代を気にして我慢するが、ペットのためのエアコンはためらわずに最優先で使う」という傾向が自身の家庭に当てはまるかを尋ねたところ、「非常に当てはまる(27.4%)」「やや当てはまる(31.2%)」を合わせて58.6%が「ペットファースト」と回答しました。

飼い主自身の快適さや節電意識よりも、ペットの健康保護を最優先に行動する姿勢が示されたと同社は説明しています。
ペットのための夏の電気代(エアコンの長時間稼働など)に対する意識を聞いたところ、「ペットの健康第一で支払っているが、正直なところ家計への負担が大きく苦しい(26.7%)」「家計への負担は感じるが、ペットのためなら仕方がなく許容範囲内である(47.5%)」を合わせて、計74.2%の飼い主が電気代高騰に重圧を感じていると回答しました。

ペットの命を守りたい思いと家計負担の増加との板挟みの中で、多くの家庭が「飼い主のエネルギー・ジレンマ」を抱えながら夏を迎えていると同社は分析しています。
エアコン以外の暑さ・熱中症対策としては、「遮光カーテンやサンシェードによる直射日光の遮断(31.7%)」、「アルミプレート・大理石・ひんやりマットなどの敷物(31.4%)」、「ペット用扇風機・サーキュレーター(25.4%)」、「自動給水器等の設置(25.2%)」などが挙げられました。

一方で、ウサギやハムスター、鳥類、爬虫類などの「エキゾチックアニマル」は犬猫以上に室内のわずかな温湿度変化に弱く厳密な管理が必要とされていますが、この事実について「知らなかった」と回答した人は28.8%に上りました。ウサギは汗腺が発達しておらず耳から放熱するため高温多湿に弱く、ハムスターも体が小さく気温変化の影響を受けやすい動物として知られています。爬虫類は種ごとに適した温度・湿度帯が細かく定められており、飼育環境の管理が求められます。

同社は、多種多様なペットに応じた熱中症対策の啓発が急務であるとしています。
同社は、自らを犠牲にしてペットを守る「家庭内エアコン格差」の実態と、電気代高騰の中で葛藤する飼い主の姿が明らかになったと総括しています。そのうえで、ペットのいる家庭では我慢や家計負担に頼るのではなく、電気の選択と活用によって「ペットの健康管理」と「経済性」の両立を図ることが求められるとしています。










