地震や豪雨など、災害のニュースを見るたびに「もしものとき、うちの子はどうしよう」と頭をよぎる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
近年「ペット同伴避難」という言葉が少しずつ広がってきましたが、その対象は犬や猫が中心。ハムスターやチンチラ、小鳥、ヘビやトカゲといったエキゾチックアニマルになると、受け入れ体制はまだまだ整っていないのが現実です。
そんな中、大分県のエキゾチックアニマル専門店「わだ ペット牧場」が、小動物・小鳥・爬虫類両生類まで含めた「ペット同伴避難」の備えを整えるためのクラウドファンディングに挑戦しています。クラウドファンディングプラットフォーム「For Good」にて、2026年4月30日23:59まで実施中です。
URL:https://for-good.net/project/1003365
エキゾチックアニマルの飼い主にとって課題の“緊急時の避難”
「ペットと一緒に避難してください」
行政からそう案内されることはあっても、実際の避難所にケージを持ち込めるのか、ほかの避難者の理解は得られるのか、そもそも小動物用の支援物資はあるのか。エキゾチックアニマルと暮らす飼い主にとって、災害時の不安は犬や猫の飼い主以上に大きいかもしれません。
ハムスターには温度管理が必要。チンチラは砂浴びがないとストレスを溜める。爬虫類には保温器具が欠かせない。それぞれの動物に必要な環境を、避難先でどう確保するか。これは「災害が起きてから」では遅い問題です。
わだ ペット牧場の代表・和田隆之さんは、プロジェクトページで「飼い主さんと小動物・小鳥・爬虫類両生類が安心して同伴避難ができる環境を目指して挑戦します」と語っています。
「自分の店を、避難の拠点に」という解決アプローチ
では、わだ ペット牧場はこの課題にどう向き合おうとしているのでしょうか。
プロジェクトの軸は、大きく2つ。
1つ目は、災害時にペットと一緒に避難し、一緒に暮らせる環境を目指すこと。普段からエキゾチックアニマルを扱っている専門店だからこそ、種ごとに異なる温度管理や飼育環境のノウハウが現場にあります。
2つ目は、同伴避難したペットたちのための支援物資をあらかじめ購入・備蓄しておくこと。災害が起きてから牧草やペレット、保温器具をかき集めるのではなく、平時から備えておくという考え方です。
ユニークなリターンの数々
リターンには、世界最高齢と思われる32歳の看板チンチラおじいさまの抜け毛入りキーホルダー(数量限定)、白蛇の抜け殻カードなど、ユニークなものが揃っています。
中でも目を引くのが、10万円の「【法人・個人】防災スポンサー」コース。支援者の名前を入れた「のぼり旗」が店頭やイベント出店時に約2年間掲げられるという、地域での啓発活動と紐づいたリターンです。
残り2日、達成率は56%
執筆時点(2026年4月28日)で、支援総額は568,000円。目標金額100万円に対して達成率は56%、支援者は58名、終了まで残り2日となっています。
目標まではまだ距離があり、ここからのラストスパートが鍵を握る局面です。
私たちMinimaも、エキゾチックアニマルと暮らす一人ひとりの「もしものとき」に向き合うこの取り組みに共感し、一支援者としてプロジェクトに参加しました。
災害は、いつ来るかわかりません。けれど「来てから考える」では間に合わないこともある。だからこそ、今この瞬間に、小動物のための「同伴避難」の選択肢を増やそうとしている人がいるという事実は、同じくエキゾチックアニマルと暮らす私たちにとってとても心強いものです。
プロジェクトの詳細やリターンの内容は、以下のページからご覧いただけます。
▼プロジェクトページ 「ペット同伴避難」の備えを、大分の「わだーペット牧場」から始めたい|For Good