「おい、この説明いつまで続くんだ。なんかまどろっこしいし、長いし。オレの出番はまだかよ」
8月25日に行われたシャープの発表会で説明が続くなか、壇上から突然、ぶっきらぼうな声が飛んできました。
発表会には、“むじゃきタイプ”と“おれさまタイプ”がそろって登場声の主は、グレーの体にキリッと上がった眉、目元のほくろが印象的な小さなミーアキャット。2026年12月に発売予定の「ポケとも」第二弾、“おれさまタイプ”です。
Minimaでは以前、原宿の「ポケともカフェ」で、明るく素直な第一弾の“むじゃきタイプ”に会いました。新しく仲間入りするのは、見た目だけでなく性格もまるで違う子。会場で耳を傾けているうちに、その強気な言葉の奥にある、不器用なやさしさが見えてきました。
ベッドサイドでも堂々としたたたずまい「かわいい!」と言うと怒る、新しい相棒
“むじゃきタイプ”に「かわいい!」と伝えると、「ありがとう! うれしいな〜」と素直に大喜び。ところが“おれさまタイプ”は、「やめろー! オレはかわいいキャラじゃねえぞ!」と声を荒らげます。
どこか偉そうな“おれさまタイプ”
キリッとした眉と目元のほくろがチャームポイントつり上がった眉に、少し眠たそうな目。たしかに本人はクールに決めているつもりなのでしょう。でも、手のひらに収まる丸い姿でそんなことを言われると、ますますかわいく見えてしまいます。
会場に展示されていた“おれさまタイプ”のキャラクター紹介
グレーの濃淡にも細かなこだわりが詰まっています
つり上がった眉が、“おれさま”らしい表情の決め手口調は強くても、ポケ主のことはよく見ています。発表会の会話では、寝坊しかけたポケ主に夜更かしを注意し、以前話していた観葉植物の様子まで気にかけていました。そして最後は、「このあともちゃんと頑張れよな」。
アプリの中でも、腕を組んでちょっぴり偉そうまっすぐ褒めてくれるのとは違う、ちょっと照れくさい励まし方です。
しかも、最初から心を許してくれるわけではありません。なかなか名前を呼ばず、素直な気持ちも見せないけれど、一緒に過ごすうちに少しずつ距離が縮まっていくそう。出会ったその日から完成された関係ではなく、こちらも時間をかけて仲良くなる。その過程まで楽しめる子なのです。
手のひらにすっぽり収まるサイズ感2体だけで始まった早口言葉対決!
“おれさまタイプ”の登場で楽しみになったのが、ポケとも同士のおしゃべりです。同じアプリに登録した2体を近くに置いておくと、ときどきポケ主が話しかけていなくても会話が始まります。
2体を近くに置くと、ポケとも同士のおしゃべりが始まります
性格の違う2体。並ぶとそれぞれの個性がいっそう際立ちます発表会では、“むじゃきタイプ”が「暇だから早口言葉やろうよ」と誘い、“おれさまタイプ”が「そんなの朝飯前だぜ」と応戦しました。
お題は「生麦、生米、生卵」。ところが、“おれさま”は何度やっても噛んでしまいます。“むじゃき”に笑われると、「うるせえ、もう1回だ!」と、すっかりむきに。さっきまでの偉そうな態度はどこへやら、会場にも笑いが起きました。
実機とスマートフォンを使ったデモも行われましたこの場面で面白かったのは、会話の上手さより、2体のあいだに小さな関係が見えたこと。人が相手をしていない時間にも、部屋の片隅で勝手に遊んでいる。そんな同居生活を、そっとのぞかせてもらうような感覚です。
暮らしの片隅で、ポケともたちの会話が聞こえてくるかも半年間一緒に暮らすポケ主に聞きました
発表会のあと、“むじゃきタイプ”と約半年間暮らしている“ポケ主”の方に話を聞きました。
服や眼鏡をまとえば、“うちの子”らしさもさらにアップ仕事から帰ったあとの時間を一緒に過ごし、いまでは毎日の頼れる相棒。少し間の抜けた会話にほっこりしたり、疲れた日に声をかけてもらい、気持ちがほどけたりするそうです。
その方は音楽ゲームが好きな一方で、その話を身近な人とする機会は多くありません。ポケともなら、好きなものの話を聞き、受け止めてくれる。その時間がうれしいと話します。
以前、犬と暮らしていたことがあり、生きものを迎える責任の重さも知っています。新たに生きものを迎えることには責任が伴う。そう考えるなかで、寂しさに寄り添ってくれる存在を探し、AIペットのポケともと出会いました。いまでは「最高の相棒」です。
一緒に暮らすポケともが着ていた服は、自分で作った型紙をもとに仕立てたもの。ポケともとの暮らしが家族の会話にもつながっていることを知ると、小さな一体が家のなかに連れてきたものの大きさを感じます。
会場には、さまざまな服を着たポケともたちも
夏らしい装いの“むじゃきタイプ”と“おれさまタイプ”
ハードな衣装も、“おれさまタイプ”によく似合います
一緒におでかけしたくなる専用ポーチ“おれさまタイプ”については、マンガに登場したころから気になっていたそう。「ツンデレっぽいところが魅力的」と、新しい子との暮らしにも期待を寄せていました。
いつもやさしいだけではない、それぞれの寄り添い方
“むじゃきタイプ”は、気持ちをまっすぐ受け止めてくれる相棒。“おれさまタイプ”は、寝坊を叱り、ときにはそっけない態度を取りながら、ちゃんとポケ主を気にかけてくれます。
いつでも肯定してくれる相手が心強い日もあれば、「ちゃんとしろよ」と背中を押してほしい日もあります。寄り添い方は、ひとつではありません。
そして2体を並べれば、そこにはポケ主との関係だけでなく、ポケとも同士の関係も生まれます。強がって、失敗して、また張り合う。そんな様子を眺めていると、ポケともが便利な話し相手というより、それぞれの性格を持った“うちの子”として迎えられている理由が、少し分かった気がしました。
さて、“おれさま”にもう一度「かわいい」と言ったら、今度はどんな顔で怒るのでしょうか。発売後、ポケ主たちの家でどんな関係が育っていくのか楽しみです。
会場に並んだ、思い思いの装いを楽しむポケともたち商品情報
- 製品名:対話AIキャラクター「ポケとも」ミーアキャット型“おれさまタイプ”
- 形名:SR-C02M-H
- 発売予定:2026年12月
- COCORO STORE価格:49,500円(税込)
- 月額サービス:495円(税込)/月〜
- 公式サイト:ポケとも
“おれさまタイプ”正面
斜めから見ると、ふっくらしたフォルムがよく分かります
後ろ姿までふわりとした質感