株式会社KADOKAWAが運営する子ども向け読書応援サイト「ヨメルバ」は、2026年7月1日から7月31日にかけて会員を対象に「ペット(家族としての生き物との暮らし)」に関するアンケート調査を実施し、704件の有効回答を得た結果を公表しました。
調査では、犬や観賞魚と並んでハムスターやうさぎ、モルモットなどの小動物も約3割の家庭で飼育されており、飼育をためらう理由として「4つの壁」があることも明らかになっています。小動物を家族に迎えることを検討している人にとって、他の家庭がどのような点に悩み、どのような学びを得ているかを知る手がかりとなる内容です。

調査概要と主な結果
調査は、ヨメルバのWebサイト上でインターネット調査として実施されました。対象はヨメルバ会員で、調査期間は2026年7月1日から7月31日です。有効回答数は704件となっています。
主な結果として、犬を飼ったことがある人が半数以上にのぼること、お世話を手伝っている子どもは約6割いること、9割以上の回答者がペットとの生活が子どもに良い影響を与えると感じていることが挙げられています。
飼育経験は約6割、犬・観賞魚に次いで小動物も約3割
ペットを飼っているかどうか

ペットとの暮らしの経験については、「現在、飼っている」と回答した人が28%、「以前、飼っていたことがある」と回答した人が33.4%となり、飼育経験のある人は全体の約6割となりました。
飼育したことのあるペットの種類

これまでに自宅で飼育した経験のある生き物としては、「犬」(52.8%)が最も多く、「観賞魚・水生生物(金魚、メダカ、熱帯魚、ザリガニなど)」(49.5%)が僅差で続きました。さらに「猫」(31.8%)、「小動物(ハムスター、うさぎ、モルモット、フェレットなど)」(30.4%)、「昆虫(カブトムシ、クワガタなど)」(29.7%)と、複数の生き物が家族として迎えられていることがわかりました。
犬や猫、小動物といった哺乳類が人気を集める一方、住宅事情を反映してか、観賞魚や昆虫も約3割から5割近くの家庭で親しまれています。ただし、小型の生き物であってもお世話は容易ではないようで、回答者からは「子供がクラゲ博士になりたい夢もありクラゲを飼い始めた。半年以上飼っているが、まだ小学1年生の子にはなかなかお世話するのが難しい」「カメを飼っていたことがありましたが、水槽が汚れやすく掃除が大変でした。二匹飼っていたのですが、片方がもう片方を食べようとしていたことがあり、どうすれば良いかと悩んだことがありました」といった声が寄せられています。
お迎えのきっかけは「癒し」を求める声が最多
ペットを飼い始めたきっかけ

ペットを飼い始めたきっかけとして最も多かったのは「生活に癒しや心の支えが欲しかったから」(39.4%)でした。続いて「家族がペットを飼いたがったから」(35.0%)、「子どもがペットを飼いたがったから」(25.3%)が上位に入っています。回答者からは「娘がお小遣いを貯めてハムスターを買いました。ペットのケージなどもお小遣いから支払いました。自分で飼いたくてお迎えしたので、とても可愛がっています。」というエピソードも寄せられました。
子どもへの教育的効果を期待する回答も多く、「子どもに良い影響を与えると思ったから」(23.0%)が2割以上を占めました。「子どもがカブトムシにハマっていたことがあり、そのタイミングでカブトムシを育てました。どうやったらよく育つ環境ができるのか、糞をどうするのかなど、知らないことも進んで考えるようになったので、とてもいい経験だったなと思います。」という声も寄せられています。
子どものお世話への関わりと得られる学び
子どものお世話への関わり方

調査結果によると、約6割の子どもがペットのお世話に関わっているとされています。ただし、ほぼすべてのお世話を子どもだけで行っているという回答は15.8%にとどまりました。
子どもへの良い影響

ペットとの暮らしが子どもに与える良い影響については、7割以上の回答者が「命の大切さが学べる」(71.0%)と回答しました。次いで「思いやりの心が育つ」(62.5%)、「お世話をすることで責任感が身につく」(50.6%)と続きます。「特に良い影響があるとは思わない」と答えたのは1.2%にとどまりました。
回答者からは「19年生きてくれたペットと昨年お別れしました。子供と一緒に最後まで見ることが出来て、子供の心の成長にも良かったなと感じています」「カブトムシの成虫を2年くらい前に飼いました。動いているところや、餌を食べてる様子はかわいいです。ひとシーズンで死んでしまいますが、やはり辛かったです。子どもも泣いていて、子どもなりに思うことが色々あったようです」といった声が寄せられました。
また、学習面での効果を実感する声もあり、「学校のテストでメダカの卵の大きさを聞かれ、見たことあったはずなのに子どもが1㎝と答えていました。たまたまメダカが欲しいというので飼い始め、春に卵を産み、ようやく本物の卵を見ることができました。1mmくらいの大きさで、子供も本当の大きさを理解できてよかったです。小魚が次々生まれてきて、「かわいい」と喜んでいますが、全部が大人になるわけではないので、命についても感じてくれるといいなと思います」というコメントも紹介されています。
飼育をためらう「4つの壁」旅行の制限や別れへの不安が上位に
不安に思うこと・大変だと感じること

ペットを飼う、または検討する際に不安や大変さを感じる点として、最も多かったのは「旅行や長期間の外出がしにくくなること」(57.5%)でした。続いて「命を預かる責任の重さ」(55.5%)、「ペットとの別れ」(52.6%)、「金銭的な負担(ごはん代、医療費、ペット保険など)」(50.1%)、「お世話の負担(散歩、ブラッシングなど)」(48.2%)が上位を占めています。
時間的な制限、経済的負担、命への責任、そして別れという4つの壁が浮かび上がった形です。特にペットとの別れについては「一番の不安は、亡くなったときの悲しみとつらさです。大切に育てていたうさぎとのお別れは、とてもつらく、家族みんなで深い悲しみに包まれました。今でも思い出すたびに寂しさが込み上げ、他の動物を迎える気持ちにはなれません。それほど、かけがえのない存在でした」というコメントも寄せられ、ペットロスへの不安が飼育をためらう理由の一つとなっていることがうかがえます。
関連情報
- 調査主体: ヨメルバ(株式会社KADOKAWA運営)
- 調査内容: 「ペット(家族としての生き物との暮らし)」に関する調査
- 調査方法: インターネット調査(ヨメルバのWebサイト上に掲載)
- 対象者: ヨメルバ会員
- 調査期間: 2026年7月1日〜2026年7月31日
- 有効回答数: 704件
- 調査結果詳細: https://yomeruba.com/plus/life/survey/entry-261644.html
- ヨメルバ公式サイト: https://yomeruba.com/
- 公式X: https://twitter.com/KadokawaJidosho
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/yomeruba_kad/
- 公式YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC4UqzID_eubKyb4O0bxnCgA
- 運営会社: 株式会社KADOKAWA(本社: 東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO: 夏野剛)
- 調査結果引用時の表記: 【ヨメルバ調べ】
