株式会社偕成社は2026年9月17日、書籍『おとなになるのってたいへん! 生き物おどろき成長図鑑』を発売します。監修は元上野動物園園長の小宮輝之氏、構成・文は有沢重雄氏が担当し、絵は今井桂三氏、ウエタケヨーコ氏、常盤ミイ氏の3名が手がけています。

株式会社偕成社は2026年9月17日、書籍『おとなになるのってたいへん! 生き物おどろき成長図鑑』を発売します。監修は元上野動物園園長の小宮輝之氏、構成・文は有沢重雄氏が担当し、絵は今井桂三氏、ウエタケヨーコ氏、常盤ミイ氏の3名が手がけています。


生き物が子孫を残すためには、成長して大人になる必要があります。同書では、人間の常識とは異なる育ち方をする生き物に注目し、その成長過程を紹介しています。
登場する生き物は、育ち方の特徴ごとに「生きのこれ!」「だれに育てられる?」「どこで育つ?」「ふしぎふしぎ」の4つの章に分類され、1見開きごとに解説されています。

「生きのこれ!」の章に登場するカオジロガンは、天敵を避けるために崖や岩棚に巣をかまえることがあるとされています。ひなが生まれると親鳥は巣から離れて地上近くで待ち、ひなは生後すぐに100mを超える崖からダイブしなければならないと紹介されています。カオジロガンはユーラシア北部に生息するガンの一種で、顔の白い模様が名前の由来となっています。

「どこで育つ?」の章に登場するラブカは、3年半もの間、母親の体内で育つとされています。卵の中で成長し、卵の殻がやぶれてからも腹部についた卵黄の栄養で50〜60cmほどまで育ち、出産に至ると解説されています。ラブカは深海に生息するサメの仲間で、原始的な形態を残す魚として知られています。
同書では、この2種を含む計49種の生き物の成長過程を取り上げています。



目次ページには、「2羽生まれても育つのは1羽のひな(イヌワシ)」「母親に木をゆずってもらって独立(ナマケモノ)」「ふ化した子どもはみんなメス(ナナフシモドキ)」などの見出しが並びます。
育ち方の解説に加えて、各生き物のユニークな特徴やサバイバル術も掲載されていると説明されています。
監修者の小宮輝之氏は、多摩動物公園の飼育係として就職後、上野動物園と井の頭自然文化園の飼育係長、多摩動物公園と上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長を務めた人物です。一般書・児童書ともに多くの著書があります。
構成・文を担当した有沢重雄氏は、自然科学分野を中心にライティングや編集に携わってきました。同書のほかにも『つれてこられただけなのに 外来生物の言い分をきく』など、複数の書籍で小宮氏と組んで制作を行っています。
監修:小宮輝之
東京都生まれ。多摩動物公園の飼育係に就職。上野動物園、井の頭自然文化園の飼育係長、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長。著書に『日本の家畜・家禽』『ほんとのおおきさ・てがたあしがた図鑑』『くらべてわかる哺乳類』『哺乳類の足型・足跡ハンドブック』『鳥の足型・足跡ハンドブック』『ZOOっとたのしー!動物園』、監修に『つれてこられただけなのに 〜外来生物の言い分をきく〜』など。日本鳥類保護連盟代表理事、山階鳥類研究所評議員、サントリー世界愛鳥基金運営委員。
構成・文:有沢重雄
高知県生まれ。出版社、編集プロダクションを経て独立。自然科学分野を中心にライティング、編集に携わる。著書に『自由研究図鑑』『校庭のざっ草』『せんせい!これなあに?(全6巻)』『だれの手がた・足がた?』『花と葉で見わける野草』、絵本『どうしてそんなかお?』全3巻、図鑑『生き物対決スタジアム』全4巻などがある。
絵:今井桂三、ウエタケヨーコ、常盤ミイ

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