株式会社Gakkenは2026年7月30日、組み立て式の鳩時計キット『大人の科学マガジン あたらしい鳩時計』を発売しました。小鳥の羽ばたきやさえずりを、電子音ではなくすべてからくり機構で再現する製品です。

株式会社Gakkenは2026年7月30日、組み立て式の鳩時計キット『大人の科学マガジン あたらしい鳩時計』を発売しました。小鳥の羽ばたきやさえずりを、電子音ではなくすべてからくり機構で再現する製品です。



『あたらしい鳩時計』は、小鳥の羽ばたきやさえずりをすべてからくりで再現した組み立て式の鳩時計です。1時間に1回、小鳥が羽ばたきながらさえずり、時刻を知らせます。大人の科学マガジンがこれまで培ってきたからくり技術を小型の鳩時計に組み込んだ製品と説明されています。


本キットの動力はモーター1つです。このモーターが、50点を超える専用パーツとギアに力を伝え、小鳥の動きや音程の変わる鳴き声を生み出します。大人の科学マガジン史上最高技巧の製品と位置づけられています。

発明家・カズヤシバタ氏と大人の科学マガジン編集長による対談動画「あたらしい鳩時計の仕組みを語りつくそう」も公開されています。

さえずりは電子音ではなく、内部の小型ポンプで空気を送り、笛を鳴らして音を出す仕組みです。音程は笛の空気室の大きさによって変化し、およそ1オクターブの音域を表現できるとしています。


精巧なからくりを1つずつ組み上げることで、手で複雑な機構を作り上げる達成感を味わえるとされています。

鳩時計の側面には、小鳥の鳴き声を制御する「カム」が取り付けられています。カムの形によって鳴き声が変化する仕組みで、付属するカムは全部で5種類。小鳥のさえずり3種類に加え、小鳥のアラーム、小鳥のメロディが収録されています。側面の小窓を開けてカムを付け替えることで、鳴き声を切り替えられます。

キットには、自分だけの鳴き声のカムを作れる工作紙が付属します。カムの形を工夫することで、小鳥の鳴き方を自由に変えられます。お気に入りのメロディを再現したり、独自のさえずりを考えたりと、鳴き声のカスタマイズが可能です。


本誌では、シジュウカラの鳴き声研究で知られる動物言語学者・鈴木俊貴氏のインタビューを掲載しています。鳩時計のからくりの仕組みを解説する記事、鳩時計の改造アイデア、鳩時計の歴史なども紹介されており、キットを組み立てた後もからくりの世界を楽しめる内容としています。


青山学院大学青山キャンパス内に設置された、ITやものづくりを学ぶためのスペースです。3Dプリンターやレーザーカッターなどの機材に加え、専門知識を持つスタッフが常駐しています。
本製品の主な仕様は以下の通りです。時計機能はクオーツ式で、時刻表示は針と円盤タイプのアナログ式。報時機能は1時間に1回鳴る仕様で、報時音はポンプ式+5枚のカムによって生成されます(カムは自作可能)。光センサーと連動して暗いときには鳴かない自動鳴止機能を備え、LED内蔵で時報と連動して点灯します。電源は単二形アルカリ乾電池(1.5V)2本で、置き時計として設置します。外形寸法は幅109×奥行108×高さ159mm、重さは400g(電池含まず)です。
なお、小鳥のさえずりに関する研究では、シジュウカラなど一部の鳥類が異なる鳴き声を組み合わせて意味を伝えることが報告されており、身近な小鳥の鳴き声の奥深さがあらためて注目を集めています。










